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2007年厚生労働省調査によると「日本人の糖尿病疑い、成人5人に1人」だそうである。問題は、それに関連して 阪神岩田投手の「自らの糖尿病との闘い語る 阪神・岩田投手」の記事がニュースでは関連記事として取り上げられることです。
阪神・岩田投手は、IDDM(インシュリン依存型糖尿病-1型糖尿病と呼ばれる)であり,日本人には少ないタイプ(比較の問題であり 患者数はかなりいます)の病気である。 アジア系では 比較的少ないが、欧米では 非常に多く 世の中でもその病気の中身が良く知られている病気です。したがって、欧米では、糖尿病という名前がでてくれば 1型か2型かを聞くのが普通の事として行われています。

アジア系では、全糖尿病患者数の10%以下(最近の糖尿病の範囲拡大からすると 1%以下になるかもしれない)であり 日本では 十万人程度であると考えられる。(厚生労働省の統計には見つからない為 推定値)

1型と2型の大きな違いは、1型は インスリンが無ければ 死ぬ可能性が高いということです。
体内でインスリンが作られない為、炭水化物の代謝の調整が効かない状態であるため、物を食べてそれからエネルギーを取り出して生きていくことができないのです。 
逆に言うと血糖値を測定して適切な量のインスリンを投与してさえいればまったく普通の人と同じであります。 現在の方法(注射による投与)では、急激な血糖値の変動には対応しにくいため、糖分が多く含まれるものは避ける傾向にありますが食べ物にも制限はありません。
原因は、まだはっきり分かっていませんが、ウィルスなどにより年齢に関係なく発症します。
さらに、1型は根治することが現在ではできません。今後 ES細胞などの再生技術が進んで インスリンを作る細胞を再生できれば治りますが 現段階では 不治の病です。
調整が効かないのでジュースもしくはブドウ糖も必需品です。これらさえあればまったく普通の人と変わりません。

最近、セキュリティから飛行機に液体の持ち込みが制限されています。欧米の飛行場や航空会社では、I型に関する知識が普通に皆持っている為、問題なく持ち込めます。アジア系(日本も含む)の航空会社や空港では、インスリン注射ができる状態でないと命にかかわるという知識が無いため 何かと制限しようとします。医者だからといって知識があるとは限らないところが大変怖い事態です。特にタイは危険です。

これらはすべて 糖尿病という名前でくくられている為であるからだと思います。 欧米の名称の付け方にとらわれずに アジア地域においては、別名称を付けるべきだと思います。




 
 
 
  

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